今日のシャングリラ。
- kopatotomo
- 2017年7月1日
- 読了時間: 6分
ニーハオ。連続ニーハオです。 シャングリラ、というか西の方は時差は1時間ですが、太陽が出てる時間がだいぶ違うので時間の感覚がおかしな感じです。9時くらいに日が沈む感じだけど11時とかにはたいていのお店が閉まります。 今日は、歩って行けるとこにあるお寺とかに行ったりしました。 曇っててときどき雨も降ったりしましたが、お経とかが書いてある旗がいっぱいぱたぱたしてて、山に囲まれてて、鶏とか、牛とかいて、山も標高高いので木とかも違う感じで良かったです。 シャングリラの街はどこもかしこも工事中でお店もだいぶ閉まってて、道路はだいたい歩道の敷石が掘り返されてます。再開発真っ只中なんでしょうか。 しかしこの街は、最近行った大理、麗江と比べ、生活感があってとても良いです。 これ大事ですね。生活感。 大理とかは民族衣装の人とかは、観光の仕事の人が多くて、おばあさんとかは普通に着ててかっこいいんですが、シャングリラは観光の人っぽいのはあんま見なくて、おばさんくらいまで年齢層がさがり、おねえさんくらいの人も見かけます。 民族衣装のまま道路工事とかしてる人もいます。 名前とかはわからないけど、毛糸をめっちゃ束ねたやつを被っているのがかっこいいです。 でっかいお寺ではちょっとお金が高くて、ひえーってなったんですが、すごいなぁってなりました。 壁画?ってんですかね壁やら柱やら天井やら派手な絵が描かれてて、ほえーって。 すごい労力だけど一個一個はたぶんもっときれいにできるやろーみたいのもあるんだけど、でも量で圧倒するみたいなのが個人的には好きなとこもあったりして、いいわ~ってなりました。 チベットとかもっとすごいのかな。 尾瀬みたいな道では高校生くらいの女の子が踊ってて、生活感あっていいわーってなりました。 あとお坊さんもその辺にいて、生活感があっていいわーってなります。 その帰り道でトイレに行きたくなりました。これは事件です。摩訶不思議体験。 昨日きたときに、小がしたくなり、公衆トイレに行ったら、大の方はいわゆるニーハオトイレってやつで、けっこうな汚さでもあり、できれば避けたい!だが宿は遠い、と思っていたら、公衆トイレの看板があり、も少しいいとこであってくれ!と祈りつつ、向かいました。 入り口のおじいさんに1元を渡し、入ろうとしたら、あっちあっち!と『女』と書かれた方を指差します。 はて、男の方は小専用で、このおじいさんは私が大を希望していることを察しだということか?と思い、とりあえず入りました。 いちおニーハオではなく、仕切りも扉もあったんですが、高さが1メートルくらいなのでしゃがんだ人の頭が見える感じです。 薄暗かったんですが、いくつか見えた頭の感じは。 女の人しかいない。。。 急いで一番近くのとこに入り、帽子で絶対顔見られないように用を足し、みんな出てったなーと思って立ち上がったら、奥から同じタイミングで立ち上がった方と目があってしまいました。 しかもたぶん若そう。。。 急いで手を洗おうとしたんですが、なんかよーわからんホースでどこひねればいいかわからず戸惑ってたら追いつかれ、とりあえず口元をパーカーの襟に埋め(えっ?ていう顔はされています。)、外へ出ると、男の方から出てきた男の人とはちあわせ、えっ?という顔をされつつ、そそくさと去りました。 なぜだ。。。 中国にきてからハットをかぶっている男の人を見ていないのですが、そこで判断されたんでしょうか。髪も伸びてきているし。 しかし、私は2、3日ひげ剃ってません。 中国の女の人はひげの処理しない人けっこういますが、でもレベルが違うと思うのですが。。。 けっこうな衝撃(今、思えばトイレで私と目があった女の人の方が衝撃でしょうが。)で、放心状態で広場の端っこに座っていました。 そのとき、今日ブログ書こうと思いました。 しばらく座っていたら、でかいスピーカーを持った女の人3人組が爆音で音楽を流し始めました。 中国でよく見る謎のダンスサークルのはじまりでした! 私はこれがとにかく好きでしょっちゅうビデオに撮ってるんですが、初めてはじまりの瞬間を目撃しました。 感動。 宿の近くにもやりそうだな~と思っていたとこがあったので向かってみると、かなり離れたとこから音楽が聞こえてきました。 私が泊まってるとこは、古鎮だか老街だかとにかく古い感じの観光地的なとこだったのですが、そんなところで思いっきりやっちゃうなんて、なんて素晴らしいんだシャングリラ! しかもこれまた初の円形で回りながら踊るタイプでした。 しかもたいてい女の人が多めなんですが、老若男女問わずって感じで、民族衣装のおばあちゃんやら、サングラスのにいちゃんやら、若者、子ども、種類が豊富です。 楽しげににこにこ踊る人もいれば、なぜ踊っているのですか?という感じの無表情の方まで様々です。 ちなみに私はどちらの表情も好きです。 もう1箇所やりそうなとこ行ってみたら、やっぱやってます。たぶん200メートルくらいしか離れてないんですが。派閥とかあるのでしょうか。 その後、すぐ横のお寺に行ったんですが、音楽が聞こえてきて、最高でした。 ちょっと階段を登るんですが頂上のお寺では両方の曲が聞こえます。 その後、宿の近くの方に戻ると、人数が増え、観客も増えてました。お坊さんも見ているし、観光客っぽい人も混ざってました。 素晴らしいシャングリラ! このダンスサークルの私的な見どころは、ダンスのキレなどもあるのですが、ダンスに対するそれぞれの姿勢というところがあります。 電話がかかってきて、一回やめるのならわかるんですが、電話しながら手以外は踊ってたり、さっきも言ったんですが無表情でしかも誰かときたわけでもなさげで、しかも若かったりするとなおさら謎が深まっておもしろいです。 たいてい一番楽しそうに踊ってるのはおじさんです。子どももすげー楽しげに上手なこもいれば、恥ずかしそうな人もいます。 とにかく今日はいい日でした。

写真はダンスとともに。絵と一緒にうまく撮れません。インスタに少し動画もつけてます。 シャングリラの街は生活感があり、やたら床屋を見かけ、髪を切ろうか悩んでもいます。 それと大自然系のどこかへ行こうかと思っているんですがたくさんあり、遠かったり、値段もそれなりにかかるので悩ましく思っていたので、先ほど、とりあえず宿の人のフェイバリットを聞いたら、私は明日標高4000メートルを超えることとなりました。 晩安。